今日もレビューでも投下しようと思ったのですが、どうしても仕事が忙しくちょっと厳しそうだったので好きなギタリストについて語りでもしたいと思います。
第一回の今回は菰口雄矢さんという日本人のギタリストについて書きたいと思います。海外のギタリストさんにも好きな人が多いのですが、最近は日本人ギタリストならではの良さに気付きつつあります。
さて、彼の名前を皆さんはご存知でしょうか。フュージョン界隈にアンテナを張っている方でしたら知っていて当然だとお考えになられるかもしれませんし、全く知らないという方もいらっしゃるかと思います。どちらかというと若い世代の方のほうが知っている割合は高いかも?
菰口さんは昨年まで在籍していたTRIXでの活動で知られる、現在活動中の若手ギタリストの中で一位二位を争うレベルの技術を持つ方です。
菰口さんの素晴らしさは上の動画を見て頂ければ伝わるかと思います。音色、フレーズ、バッキングの溶け込み、他パートの引き立て、非常にハイレベルな演奏を披露してくださっています。
基本はxotic製の彼自身のシグネチャーギターを使用していらっしゃいますが、公式サイトやライブ映像を見る限りかなりの本数を所持していらっしゃるようですね、、ざっと30本ほどでしょうか。
アンプはメサブギー(メタル御用達と言われるだけあって少し意外かもしれません)、エフェクターはxotic、strymon、vemuram(特にJan Rayですかね)あたりは常にボードに入っていますね。
彼の音の秘訣はギター側とピッキングにあるようです。ピックアップ(bare knuckle)の高さはかなり低め、ピッキングはかさかさと音が聞こえるほどに弱いタッチを基本として演奏をしていらっしゃるようです。とにかく弦の振動を邪魔することのないようにしているとおっしゃられていました。
そんな菰口さん、去年からソロ活動に重きを置かれています。
かなりアコースティック・BGM感が強くなったように感じます。次回作はよりチャレンジしたものが来るのかなと思ったり。
ギター練習本も出していらっしゃるのですが、こちらもかなり評判いいみたいです。自分が欲しいです。ついていけないことは明らかですが。ぜひ楽曲も聴いてみてください。
【関連する記事】