でも、これ音はいいんです。中身は三万円もするエフェクターですから。使用させていただいたレイアウトはこちら。
このZendrive、私も大好きなロベンフォードさんというギタリストの使用で一躍有名になったやつです。Traindriveの記事でも触れたダンブルという伝説的なアンプの音を再現しようとしたオーバードライブペダルです。それほどまでにいい音を作り出すことのできる上、設計もとてもシンプルで自作エフェクター入門機としても非常に大きな支持を得ています。
コントロール部
ノブは全部で四つ。ボリューム、ゲイン、ボイス、トーンで構成されています。本気の特徴はやっぱりボイスノブでしょうか。挙げていくと音がだんだん派手になります。明るさが増し、ゲインと音量も上がっていきます。この点はSuhrのEclipseと同じですね。Suhr Eclipseについての記事はこちら。ある程度歪み量と音量を決めた後の最後の調整に使うのが本来の使用法かもしれませんが、前回にしてもいい感じ。
実際の音
系統としてはロベンフォード、ラリーカールトンなどが使用しているダンブルアンプの音に近いものだと感じます。ジョンメイヤーなどと比較すると少し落ち着いた感じではあります。とにかく倍音が豊かでスムーズな、非常に心地よい音が出ます。トーン、ボイスを全開にしても耳に痛い音は出ません。Room335をこれで弾くと結構そのまんまな音を作ることができます。
音の伸びがとても良く、非常に滑らかな音であることに加え、ピッキングにもかなり追随する点から、これはギタリスト泣かせなペダルだなと思いました。下手なの速攻でばれます。実戦投入はいつになるやら。
ゲイン幅はクリーンからオーバードライブまでカバーできるぐらいです。シングルコイルだとゲインはあまり稼げない印象。ハムと合わせて使うほうがいいかもしれません。とはいえシングルと合わせてもとてもいい音。クリーンブースターとしてはとても素直に動くと感じました。
欠点、というか注意すべき点としてはあまり暴れる音、ジャキジャキとした音を出したいと思う方にはお勧めできません。Jpopのバッキングとかだと音が太すぎて存在感で出すぎ、といったこともあるかと。ギター一本のソロとかに使うのは十分ありだと思います。
市販品との差異は何かと言われれば、やはり仕上げの丁寧さでしょうか。そこはなかなか素人が越えられない壁です。お値段は結構しますが、買うのがナンセンスとは全く思いません。
Jazzやブルース、フュージョン等にはかなりの威力を発揮することができるペダルだと思います。皆さんもぜひ。自作の際はHammondのケースを使うのがおすすめです。


