2017年06月27日

Strymon Ola Chorus レビュー! コーラスのおすすめ機種比較・紹介も。


 皆さんこんにちは、ミウラです。三日ほど前にめちゃくちゃ飲んでから胃とか肝臓のあたりがずっと痛む、、、、病院行って血液検査、脂っこいもの禁止と言われました。自業自得なんですけどラーメン食べれないってだけでもう生きてる価値なんてないよとなってます。ああ。。。。

 さて、今回はStrymonのOla Chorusのレビューをしたいと思います。コーラスエフェクタ―って皆さん持ってるものなんですかね?JCの内臓エフェクトとかめちゃくちゃクオリティ高いですしあまり必要性を感じない人が多いのかな。。ですが個人的にとても気に入ってるものなので、書いていきます!後半では他機種との比較もしていこうかと。


見た目とコントロール
 外観は通常のStrymonペダルと同じ筐体が使われているので、それほどインパクトはないか。ブルーの塗装が爽やかでかっこいいです。スイッチがいっぱいありますので少しとっつきにくく感じるかも?それでも後述しますがStrymonの他のエフェクターと比較すると操作は結構簡単な方かな?とも思います。

 コントロールノブは5つ。揺れ具合を調節するSPEED、深さを調整するDEPTH、原音とエフェクト音のミックス量を調整するMIX、Rampモード、Envモードで使用するノブ、そして高域を調整するTONEノブといった構成。

 切り替えスイッチは二つ。単一ディレイ・ラインのきらきらとしたスタンダードなコーラス、3系統のディレイ・ラインを採用した深い3層コーラス、ヴィブラートの三種類の音色を切り替えるスイッチと動作を切り替えるスイッチ(通常のもの、入力される音量によってかかり具合が変わるEnv、バイパススイッチを押している間にだけエフェクトがかかるRamp)があります。

 各コントロールの効きはそこまで極端な変化を得られるわけではありませんが、変化はしっかりと感じられるレベルなので、使い方は案外簡単だと思います。

 もちろんステレオ入出力端子も装備。Favoriteスイッチではお気に入りの設定をアサインすることができます。

 実際に使ってみた
 すでに半年以上使っていますが、全く不満が出ないほどには素晴らしい音だと思います。Strymon全般に言えますが、とにかく透明感がすごい。とにかく透き通っていて、爽やかで明るいというのはどの設定にしても変わりません。

 音色はやはりアナログというよりデジタル系。まさにラックエフェクターの音です。しかし冷たすぎるということはなく、暖かみがありながら曇りのないサウンドも作ることができるので、もっぱらバリエーションに困るということはないと思います。

 個人的には日本の往年のフュージョンにとても合うなあと思いました。CasiopeaとかT-SQUAREとかですね。歪みと合わせた時のかかり方も非常にスムーズで、使いやすいです。

 multiに設定した際の奥行きのあるコーラスがとても好きですね。かなり深くかかっているように聞こえるのですが、抜けもよいです。mixノブの効果もあり、芯を残したままの音作りができます。envモードもなかなか。ピッキングやボリュームへの反応が良い歪みと合わせればハイゲインなリードサウンドから一気にコーラスをかけたクリーン、クランチアルペジオに持ってくこともおできます。正直私はそれほどの実力は持ち合わせておりませんが、、、

 当然ですが音痩せは皆無。本当にありません。オンオフによるノイズ、音量変化なども全く問題ありません。普通に思えるかもしれませんが、低価格帯のものだとこの点に問題を抱えているものが多いです。アコギにかけても、ベースにかけても、キーボードにかけても最高にかっこよくなるのはさすがだなと思います。

 注意点を上げるとすればかなりきつめのえぐいかけ方には向いていないかも。フランジャーとしての利用は少し厳しそうです。あとダーク・ダーティな音を歪みと組み合わせて作るのはうーんといった感じ。

他機種との比較
 おそらくこれぐらいの価格帯で最もライバルとなるのはAnalogmanのコーラスでしょう。

 こちらもかなり前から人気を集めていますね。実際に使用しているアーティストも多数います。こっちもめちゃくちゃ良い音。Olaとの違いを上げるとすれば、こちらはよりアナログ風。ロックサウンドにはぴったしですね。透明感は劣りますが、よりナチュラルで自然にバンドになじむ点が強みかな??と思います。Olaのほうがモダンということもできるかもしれません。

 価格は下がりますが、BOSSのCE-2やCE-2Wもコーラスでは定番ですね。

 ザ・オールマイティといった感じでしょうか。特にこだわりがないのであればこれで間違いないです。一番皆さんが聴き慣れている音はこれかも。個性はあまりないですかね。


私でしたらArionのMOD品のほうがBOSSより好きですかね。通常品で問題になるオンオフ時の音量変化が改善されています。より聴き手にスーーーっと溶け込む音がします。なんならAnalogmanより好き説あります。。これは本当にお勧め。えっぐい音を作りたいならこれ一択でしょう。

 結論として透明感・ハイクオリティラックサウンド・フュージョンに合うコーラスならOla、暖かみ・ロックサウンドならAnalogman、迷ったならCE-2、コスパ第一ならArionのMOD、といった風に私は感じました!!あくまで個人の感想ですが。皆さんもいろいろ手にして、試しちゃってください。ちなみにAnalogmanはめちゃくちゃレアなのでなかなかお目にかかれないかもしれません。。。では。Twitterもよろしくお願いします。


posted by ミウラ at 02:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 機材レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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