2017年09月22日

Ovaltone Prime Gear レビュー!ジャンクションボックス・バッファの必要性についても。

 皆さんこんにちは。今回は毎度毎度クオリティの高いエフェクターを発売しているOvaltoneのバッファー兼ジャンクションボックスのPrime Gearというエフェクター(?)をレビューしたいと思います。

 Ovaltoneといえば今国産のエフェクターブランドの中でも最も勢いのあるものの一つ。当ブログでもQ.O.Oというディストーションを以前レビューさせていただきました(レビュー記事)。今も愛用中。なかなか在庫が追い付いていないようで、かなりの高値で取引されている印象ですね。ついこの間はギタリストの後藤貴徳さんがGD-013をジョンペトル―シに渡してたり話題にも尽きません。

 さて、本題に帰りまして、Prime Gearのレビューをしていきたいと思います。

購入のきっかけ
 発端はMS-3(レビュー記事)の導入。いかんせんインプットとアウトプットの位置が不思議なところにあり、シールドの抜き差しが非常に面倒なんです。それまでジャンクションボックスの必要性は感じてなかったのですが。。。

 ジャンクションボックスというのはエフェクターボードを組み上げる際、インプットとアウトプット端子を隣接した位置に配置するためのもの。エフェクター同士の間隔が狭く、シールドを抜き差ししにくいとかいう時に導入されることが多いです。
 結果としてシールドを抜き差しするためのスペースが必要なくなり、より詰めて配置することができるメリットも。またエフェクタ―本体の端子へのダメージが少なくなるとか、スムーズな転換が可能になるとか。。。どちらかといえば普通は大型のエフェクターボードに導入されているのをよく見ます。

 バッファが欲しかったのも理由の一つ。私は普段はEP(レビュー記事)をバッファーとして使っていましたが、これをブースターとして使うことにしたので、他にバッファが必要になってしまったのです。

 バッファとはパッシブのピックアップ(電池使わないやつ)から出力される信号のインピーダンスを下げるもの。手短に説明すると、ハイインピーダンス(そのままの音)の信号は劣化しやすく、そのままだとシールドを通したりしているうちに劣化して細――い感じ(倍音が抜け落ちた音)になってしまいます。そこでバッファーを使うことにより解決しようっていうわけですね。基本的にはギターに一番近い位置で常時オンにして使います。長いシールドを使ったり、複数のエフェクターに直列で通す場合はあったほうが良い音が作りやすいです。

 レッチリのフルシアンテみたいになりたい人は絶対いらないと思いますが。。。(伝わるかな

どれにしようか悩んだ
 定番はCAJのIN and OUT。

 ただでかいし、みんな持ってるし、赤いし、、、(青か黒が良かった)

 そこでちょっと高いけど、OvaltoneさんのPrime Gearを選んでみた次第です。

実際に使ってみた。
 上の佐々木秀尚さんのレビュー動画を見て頂くのが一番参考になるかなと。なかなか面白い製品です。

 まずサイズは一般的なエフェクターより一回り大きいぐらい。ボードに入れるには問題ないです。あと持った感じは結構軽いです。一般的なダイキャストケースにしっかりしたステッカーが貼ってあります。かなり武骨で地味ですね。あまり高級感はないです。背はかなり高め。ボードの淵が高くても端子が干渉しないようになっています。

 バッファーはインプット側だけに内蔵されています。特徴はスイッチが三つ付いていること。一つはBrightスイッチ。オンにすると高域が微妙に上がります。わずかな差ですがあと一押しに使うにはいいんじゃないでしょうか。今のところはオフで使ってます。ン消させたいときにはオンにするべきかも。

 もう一つは入力インピーダンス切り替えスイッチ。何ぞやこれ。。。公式ではこのように説明されています。

入力インピーダンスは1M,5M,curvedという3種類から選択できます。
ギターのピックアップの音はそれ自身で決まっているのではなく、次に繋がる機器とのコンビネーションでそもそもの入力される信号の形が決まっています。
その性質を利用して、音色の調整を行うスイッチです。

【1M】はエフェクターや楽器機材にとって一般的な値です。
【5M】はアコースティックギターや、ベースなど、より信号をとりこぼさずに繊細な表現が必要な楽器機材に採用されることが多い値です。
通常の1Mよりもワイドレンジな音色になります。
【curved】は一般的な真空管ギターアンプの入力部のインピーダンスを模した値で、周波数によって異なるカーブしたインピーダンスを持ったモードです。
ハイが少し丸くなり、肩の力が抜けたような滑らかな手ごたえが得られます。
真空管アンプそのものの音をシミュレートするものではありませんが、ピックアップ側から見た時に消費される電流の環境をシミュレートすることで
ピックアップにとって最もベーシックな環境の音色を取り戻すことができます。

 ほお。。。試してみると結構音色が変わります。1Mはスタンダード。一番素直で、音の変化もそれほど感じません。5Mは確かにワイドレンジになります。ミドルがわずかに引っ込む気も。。これはもう少し試してみます。ワイドレンジって言ってるんですから当然か。少なくともゴリゴリ歪ませるときには他のインピーダンスのほうがいいかも。

 Curvedが面白いですね。柔らかいんですが、グッと音がまとまるように感じました。この点は佐々木さんも動画の中で少しコンプレッションが、と言っているのと同じように感じました。これでリード弾いたら気持ちいだろうなあ。1MとCurvedを使い分けていくことになりそう。

 もう一つのスイッチは入力とアウトプットのグラウンドを切断するか、繋げるかを切り替えるスイッチ。基本的には切っておいて、ノイズが多い時には切り替えてみると言い結果が得られることがあるそうな。

 満足度は今のところかなり高いです。一度つなげてしまうと無しには戻れないタイプのやつですね。良質なバッファ・ジャンクションボックスを探している人はぜひ一度試してみては。

 


posted by ミウラ at 21:26| Comment(0) | 機材レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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