こんなやつ。
ワウペダルって重くない?
さて、なんか地味にコピーバンドをしていると必要に駆られるワウペダル。定番はCrybabyとかVOXとかだと思います。安いし。
まあ。たまに使うぐらいならいいんですが、結構頻繁に使う人・ボードに組み込んでいる人はみんな思ったことが一度はあるんじゃないかってこと。それは重くてでかいってこと。
普通に単体で数キロあるのがざらですし、ボードに入れれば入れたでとにかくスペース取るんですよね。
まあ、メーカー側も当然このような声を聴いているのでしょう。各社ミニサイズのワウを出しています。
ただ、ここまで小さいと音のクオリティやら、踏み心地やら、可変幅やらで納得がいかない人も多いと思います。使ってみるとわかるんですが小さすぎるやつはかかとで踏みにくいんですよね。だがしかしXW-1はそんなことないんです。
This is 最高にちょうどいいワウ
XoticのXW-1。サイズは210mm X 100mm X 67mm、重さは980g。1キロを切っているってだけで感動ものですね。サイズも縦の幅が短く作られていますが、私(足のサイズは27.5)でも踏みやすい程度になっています。
まずルックス。白の筐体に金属とゴムと樹脂で構成されていますが、高級感がすごいですね。ワウなのに。ハイエンド感。かっこいいです。(ただ金属部分はすぐ触るとべたべたになるので、ここは何らかの加工がされていてもよかったかも)
実際に持ってみた感じはマジで軽いです。ボードに入れてもこれなら許せます。
踏み心地も合格。前にいったん踏み込むことでオンになるタイプです。トルクの感じも心地よいです。一つあるとすれば足が大きい人はランプが隠れてしまうのでオンオフが確認しづらいですね、、、ワウを切ったと思ってたらオンだったってことが一回ありました。。個々はサイズ的に仕方ないことですが、要注意。
コントロールは盛りだくさん。。公式サイトから引用。
BIAS CONTROL
ワウサウンドの要となる第一段目のトランジスターのバイアスコントロールです。時計回りにノブを回すと低音域のワウエフェクトが強調されます。逆に回すとスムースでクリアーなワウサウンドを得られます。
※ツマミを回すとノイズが発生しますが故障ではありません。
WAH Q CONTROL
このノブは、Q(フィルタピーク)をコントロールします。フィルタ効果のかかり具合を調節します
TREBLE & BASS CONTROL
2バンドEQ は、+/-15dBの可変幅を提供します。さまざまな演奏スタイルと機材に対応させるために便利な機能です。
ADJUSTABLE RUBBER STOPPER
ペダルの裏面下部に位置するこのラバーバンパーは、ペダルの可変範囲を決めます。
ADJUSTABLE PEDAL TORSION
ペダル右横のナットを調整することにより、ペダルのトルク調整が可能です。
INTERNAL DIP SWITCHES 4回路のディップスイッチで、細かな調整が可能です。
ワウのトーダウンポジションのトレブル域の調整をします。
Input Gainトリマーを有効にします。オフ時にはトリマーは無効になります。
プレゼンスをコントロールします。オフ時は、アグレッシブな高音域を得られます。
ワウの周波数範囲をコントロールします。オン時は低音域が強調されます。
なんとまあ、、、こんなに充実してるワウが他にあるんでしょうか。サウンドの基本は1960年代のイタリア製のワウ。エリッククラプトン、ジミヘン、ジミーペイジの音を想像してもらえれば。かなりコントロールでワウのかかり方、音質を調整できます。
高温がきついとか、ローが出すぎという場合でもカットできますし、抜けを良くしたければプレゼンスを調整するとか、、とにかくワウサウンドを追いこめます。
Crybabyのようなえぐいワウには寄せきれないように思います。やっぱりXoticというべきか、端正で上品なイメージを使ってみて持ちました。音は動画を見てみるとよくわかっていただけると思います。クリーンでもしっかりかかってくれますし、耳あたりが良い。
ただ、ネックは価格ですね。普通のワウの二倍とかしますから。ただ普段からワウをよく使う方で重さに困っているとか、音の作りこみに不満が、という方は本当試してみるべし。
逆にそこまで、、、という方はコントロールの多さで混乱する危険性が。。そんな方はCrybabyのMiniがいいと思います。なんも考えなくてもえぐい音が出せるので。てなかんじでした!