今日はアーティスト紹介第二回としてEd Sheeran(エドシーラン) を紹介したいと思います。
最近は波に乗りまくって日本のテレビ出演もめちゃくちゃ増えましたね。彼の最大ヒットの一つ、Thinking out loudはどこかで耳にしたという方も多いのでは?
そんな私。実は彼がファーストアルバムを出す前から好きでよく聴いておりました。てことでこの記事ではあまりメディアでは触れられない、ちょっとマニアックな機材話、昔の楽曲の紹介等含め、最近ファンになった方にぜひ知ってもらいたい!ことを書いていきたいと思います。
プロフィール
大体のことはWikipediaさんに載ってますので少しマイナーな話をば。
まず大事なこととして、彼にはアイルランドの血が流れているということ。髪の毛も赤毛だったり。その点は彼の楽曲にも影響を強く与えており、最新アルバムにも民族楽器が使われているものがあったり。
そしてもう一つ、彼は子供のころかなりのいじめられっ子だったということ。赤毛で少しぽっちゃり、奥手だったそうで。そういうときの支えが音楽だったそうです。ボブディランやゴスペルなどなど。その時のことを歌う歌詞もあり、彼の心に大きな影響を与えています。彼自身はとても思いやりにあふれた人物であり、そんな背景が影響したのか、彼の弱者や悲しみについて歌った曲達には他の追随を許さぬ、素晴らしい物ばかりです。
例えば彼のファーストアルバムの中から一曲。
母親のおなかの中で亡くなってしまったしまった赤ちゃんへむけての歌。一番最後のフレーズ”You were just a small bump unborn just four months then torn from life.Maybe you were needed up there but we're still unaware as why.”が泣かせます。あと四か月だったのに、なぜ命を引きはがされてしまったのか、今でもわからないといった感じ。
学校は早々にやめ、長い間放浪とライブ活動をしていた下積み時代があることはあまり知られていません。結構苦労人。現在も収入だけ見れば立派なセレブですが、それを感じさせない庶民派、屈託のない笑顔、彼の人柄なども大きな人気の要因だと思います。
機材
ライブでは基本的に足元にルーパー、これだけ。あとはエレアコ一本で数万人の観客を前にしてライブをしています。実際に数年前の来日時に見に行った時もそうでした。当時はまだ今ほどの知名度はなかったように感じますが、それでもライブ会場全体を包み込み、時には地を揺らすような音は驚愕でした。アコギであんなことできるんだなって感じです。
ギターは様々なものを使用しています。メジャーデビュー前は弾きやすいからといった理由で子供用のものを使っていたそうです。そこから長年MartinのLX1E(通常バージョンのもの、アルバムのデザインと共通点を持たせたシグネチャーモデルなど3種類ぐらいかな?)とかなりお値段のするであろうカスタムモデルをメインで使用しています。通常のLX1Eなんかはお値段も手ごろですし、おすすめ。彼も実際ライブで現在も使用しています。
その他一時期あのLowdenを使用していましたね。。。お値段は約75万とかでしたが、、、良い音するんですよね、、うらやましい。
超マイナー情報としてはカポタストはDunlopのものを使用しています。
イチオシポイント
メジャーどころかいても仕方ないので、、ここでは彼の魅力がたくさん詰まったマイナー音源を紹介したいと思います。
彼がまだ学生だった頃に作ったテープ。若い。とても心地よく、かわいいテイスト。
こちらはミニアルバムに収録されています。この時期の楽曲はやはりゆったりとした、優しいものが多いですね。Youと繰り返し歌うとこ、女性陣にはたまらんでしょう、、
Nizlopiというアーティストのカバー。ストロークの歯切れよさと歌詞の甘さがいい感じにマッチ。
彼の人柄が伝わる楽しい楽曲。nando'sてのは炭火焼き鳥のチェーン店です。まだまだ数えきれないほどあるのでYoutubeをぜひ探索してみてください。
おすすめCD
やっぱり今でもファーストアルバムが一番好きですね。Drunkとか。これはもう絶対聴いてみるべし。最近ファンになった方、後悔しません。
あとはミニアルバムも魅力たっぷりですね。迫力とか、爽快感には欠けますが彼のボーカルとギターサウンドを満喫したいという方には最高だと思います。いくつかのアルバムをまとめたものも最近出たのでそちらがおすすめ。