2017年08月21日

BOSS MS-3 レビュー!ボードの軽量化に最適でした。

 皆さんこんにちは。ミウラです。

 いやはや、東京はもう雨がひどすぎて最悪ですね。予定は潰れるわ気分は晴れないわで引きこもり練習がはかどってます。ポジティブに行きましょう(笑)

 さて、今回BOSSから今年6月に発売されたマルチエフェクターの機能を持つ新型スイッチャー、MS-3のレビューをしていきたいと思います!!


普通のスイッチャーから乗り換えた理由。
 複数のエフェクターを同時にオンオフすることができるスイッチャーという機材。どうしてもリードギターパートだと必要になる場面も多く、実際に導入している方も多いと思います。ハードロックとかパンクとかならいらないとは思いますが、フュージョンとかだともうあほみたいにエフェクト切り替えますしね。昔はかなりの高級品でしたが、最近は安価なものも出てきたり、MIDI機能を搭載しエフェクターのパッチ切り替えとかもスイッチャー側でできるものが登場したりと、群雄割拠の様相を呈しているように思います。

 しかしステージ上で演奏する際には非常に便利なものなんですけど、アマチュアギタリストにとってはかなりデメリットがついてきてしまうんですよね。実際に今使ってる方はわかってくれるんじゃないかな??てのを以下。。。

@お金がかかりまくる
 スイッチャー本体で数万円、直列から移行するときに必要な追加のパッチケーブル数千円~数万円、ボードもでかいのかって、パワーサプライも容量のでかいやつ、、、 学生さんにはかなり厳しそう。

A重い。ボードが。でかくなるし。
 必然。車があればいいですが電車とかキッツい。キャリーとか使うのもアリですけどふとした時に「俺、何してるんだろ、、」てなります() 結局歪みとマルチストンプだけとか持ち歩いて本末転倒。

B機材トラブル
 ケーブルが増えるのでどうしても接続不良が起きがちです。自分も過去に一回ありました。焦った。

Cなんか音悪くない。。。?
 バッファおいてもスイッチャーが安物だとなんか音が濁ります。FRTのやつぐらい物が良ければそんなことはありませんが。


 とまあこんなことがいろいろあって、悩んでた時に出たのがMS-3でした。

MS-3の何がいいのよ
 BOSSのMS-3。今までのスイッチャーと何が違うんでしょうか。

 それは内部にマルチエフェクターを内蔵しているということ。仕組みとしては外部のエフェクターを接続できるループが3つあるのですが、パッチの設定においてMS-3が内蔵しているエフェクトと組み合わせて音を作ることができるのだ!!

 つまり、外部にディストーションをつなげた時、まず中オートワウを通し、ディストーションにいってまた中のノイズフィルターを通し、ディレイをかけるなんてことができるんです。MS-3本体には歪み、ブースター、空間系、モジュレーションなど我々が世間で目にするエフェクトはほぼ全部入ってます。合計112種類。同時使用は6台プラス外部エフェクト3台の計9台。実際MS-3だけでも十分使えます(笑)ベース用のエフェクトも内蔵してあるのもめちゃくちゃ強いです。

 このMS-3をお勧めしたい人は「このエフェクターは絶対に外せないし外部接続して使いたい、でも空間系をすべて用意するとお金もかかるし、重いし、音の劣化も気になる、、、」という人でしょうか。

 僕はOvaltoneのQ.O.O(レビュー記事)とJetterGearのTraindrive(レビュー記事)というエフェクターが大好物で、これは外せねえ!!と思ってたので、現時点では大満足しています。

IMG_0720.JPGこれが

IMG_1862.JPGこう

実際に使用してみて感じたこと。音編
 まずは内部エフェクトのクオリティですが、なかなか良いんでないか??と思います。もちろん私の持ってるStrymonのペダルと比較すると透明感では劣るように思いますが、いやでもこれライブで使ったら違いそんなにでなくね??となって今はもう全部外しちゃいました。

 基本的にやはりBOSSのコンパクトエフェクターの音色に寄せていると思います。特にディレイはなかなか良いと思いました。種類も豊富ですし、設定が非常にわかりやすいですね。あとコーラスは二種類しかなく、少し不安だったのですが、音色はとても好みのものでした。アナログコーラスが好きな人は外部エフェクトとして用意しておいてもいいかなとは思いましたが。

 少しうーーん、と思った点としてはテープエコーは少し微妙かなあと。個人の感想ですが、こだわる人ならこれも外部エフェクターを使ってもいいかも。El Capistan(レビュー記事)は本当にお勧めです。あとリバーブもこだわる人は外部エフェクターの追加を考えてみてもいいかもしれません。

 ちなみに僕はあったほうが好きだなって感じだったのでとりあえずEP(レビュー記事)繋いでます。

実際に使用してみて感じたこと。コントロール編。
 正直できることありすぎてまだ自分も全然使いこなせてないです。パッチの作成は超簡単。ちゃんと説明書読めば一発で行けると思います。下の4つのフットスイッチで切り替えが可能。右側と左側それぞれ二つを同時踏みでバンクを切り替えられます。簡単。

 上側のスイッチはミュート&チューナー機能(なかなかこれが視認性良くて気に入ってます)とコントロールの切り替えができます。フットスイッチ一つ一つにエフェクトを割り当ててコンパクトのように切り替えることもできます。踏んでる時だけ発振させるとかも。

 各スイッチに特定の役割をアサインすることもできます。すでにオンになっているスイッチを押すことでまた音色を変えるCurrentNumberの機能はなかなか使えるらしい。まだ使ってない。

 あとはMIDIの操作も可能です。ループに入れずにインプット・アウトプットからMIDI対応エフェクターに通せば3つのループを使わずに外部エフェクトを追加できます。

 欠点をあげるとすれば3つの外部エフェクトの並び替えや間に内臓エフェクトを入れられないという点ですね。ご注意を。僕は今歪みしか入れてないので支障は感じてませんが、外部エフェクターで歪みとディレイを使って間に内部のコーラスを挟めないのは人によっては致命的なのでは?と思います。。当初言われていた音切れは私の個体では感じませんね。。。強いて言えばバンク切り替えの時一瞬、、あるかな。レベル。

 フットスイッチの間隔が狭いため、足の大きめな人が足元を見ずに踏むとまとめて二つ踏んでしまいバンク切り替え場面に、ということが起きる危険があることは注意すべきかもしれません。何回かやっちまった。

 内部のバッファーをESシリーズのようにオンオフできないのも痛い。ファズなどを入れる際はこれまた致命的ですし、何よりも物によっては結構つないだエフェクトの音が変わるように思います。艶がなくなるというか。全てA/Dコンバーターを通されてしまうようになっているんですよね。

 あ、あとアウトプットの位置はもう少し考えてほしかった。L字プラグじゃないとモノによっては挿しにくい位置にあります。。。

その他
 まあこのサイズ(横275mm、奥行き97、高さ68)、この重量(1.1Kg)で自分の場合空間系などエフェクター3つ・チューナー1つボードから減らせたっていう、自分的にはそれだけでOK。ボードのスペースがら空き。だいぶ軽くなってとても楽です。

 いつの間にかボードが巨大化してしまった人、新しいスイッチャーに悩めるギタリスト、ベーシストに強くお勧めします。ただ、音に究極的にこだわる人は上記の点をしっかり認識したうえで考える必要があると思います。Twitterよろしく!!
 
posted by ミウラ at 16:14| Comment(0) | 機材レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月30日

名機BD-2を使ってみたら気づいたこと(レビュー)

 皆さんこんにちは。ミウラです。近頃死んだんじゃないかってぐらい記事更新できてなかった。。。お久しぶりです。個人的に試験やらイベントやらで余裕が皆無でした。毎日更新続けてる人ってどうなってんだ。すげえや。

 てことで今日はBOSSのオーバードライブと言えばこいつ、BD-2のレビューです。


なぜ今更レビュー?
 今までさんざん高級ペダルばっかレビューしてたのにどうした。と思った人もいると思います。理由としては少し音作りに迷走する場面が最近ちょくちょくありまして。歪みエフェクターって無限にありますよね。その中で今一度初心者からプロの方まで幅広い人を虜にしている安めのエフェクターを手にしてみようと思ったわけです。僕はギターを始めた時はマルチ、コンパクトに移ったのは結構時が経ってからだったので、実はこの価格帯(1万円程度)のエフェクターを使ったことが少ないんです。

 で、今回なぜブルースドライバーなのか。

 それは邦ロックで使われるジャキジャキとした攻撃的な音が欲しかったからです。

見た目等
 定番のルックス。青のボディに黄色の字体。非常に日本ぽさが表れているように感じます。ブティックペダルの様に高級感のあるものではないですが、非常にかっこいい。実際にボードに組み込むと存在感があります。あと裸足で踏んでも痛くない所も良いこんなの思ってんの自分だけかと思いますが。

 コントロールはゲイン、レベル、トーンの3つ。シンプルイズザベスト。


 値段は非常にお手頃ですし、スルーしてしまっている方も多いのではないかと思います。ですがぜひ今一度立ち返ってもらいたいと思わせる個性があります。

 欠点から書けば、高音は変異ざらつき、耳障りに思えることがありますし、ノイズも少なくありません。低音も少し削れてしまいます。音の幅も狭いです。どうやってもブルースドライバーの音です。

 このエフェクターのいいところはとにかくバンドサウンドに合う、ということ。ギターのおいしいところを出してくれます。高音のちょっとした暴れ、抜け、低音の削れ具合が全体で合わせた時にとにかくなじむんですよね。それもカッコよく。ジャキジャキしたリフにはこれしかないです。実際にこれ使ってレコーディングとかしてる方は多いと思います。あっ、これはブルースドライバーぽい、という音ちょくちょくありますし。

 フロントシングルと合わせた時が僕は一番好きですね。リアのシングルと合わせると少し耳に痛く感じるときもありますが、そこは弾き手側で何とかするしかない。

 最近の高級ペダルに全く負けないぐらいに、ボリューム、ピッキングに敏感に反応します。すごい。こんなに昔から今風に言えば「アンプライク」なものがあったんだなと思いました。ギターによっては単体でリードまで使うのは厳しいこともあるとは思いますが、それでもディストーション一歩手前まではいけます。ハムのギターならかなりゴリゴリに行けますね。

 ただ歪ませすぎるとペラペラになると感じる方もいます。クランチぐらいが一番おいしいポイントかも。

 こんな感じでしょうか。これ10000円ですからね。正直なところ、3万、5万するエフェクターに全く負けない魅力を持っていると思います。というか、ものによってはそれ以上かもしれない。また後日書きますが、結局最後に手元に残るのは万能選手ではなくて、変わり者なんですよね。少なくとも、一度は試してもらいたいと思います。少し雑味が気になる、より幅広いゲイン幅で使える音を、もう少し太くて滑らかなほうが、、、という方には技クラフトの方を推します。僕は暴れ馬な通常バージョンを選びましたが。では。
posted by ミウラ at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 機材レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月27日

Strymon Ola Chorus レビュー! コーラスのおすすめ機種比較・紹介も。


 皆さんこんにちは、ミウラです。三日ほど前にめちゃくちゃ飲んでから胃とか肝臓のあたりがずっと痛む、、、、病院行って血液検査、脂っこいもの禁止と言われました。自業自得なんですけどラーメン食べれないってだけでもう生きてる価値なんてないよとなってます。ああ。。。。

 さて、今回はStrymonのOla Chorusのレビューをしたいと思います。コーラスエフェクタ―って皆さん持ってるものなんですかね?JCの内臓エフェクトとかめちゃくちゃクオリティ高いですしあまり必要性を感じない人が多いのかな。。ですが個人的にとても気に入ってるものなので、書いていきます!後半では他機種との比較もしていこうかと。


見た目とコントロール
 外観は通常のStrymonペダルと同じ筐体が使われているので、それほどインパクトはないか。ブルーの塗装が爽やかでかっこいいです。スイッチがいっぱいありますので少しとっつきにくく感じるかも?それでも後述しますがStrymonの他のエフェクターと比較すると操作は結構簡単な方かな?とも思います。

 コントロールノブは5つ。揺れ具合を調節するSPEED、深さを調整するDEPTH、原音とエフェクト音のミックス量を調整するMIX、Rampモード、Envモードで使用するノブ、そして高域を調整するTONEノブといった構成。

 切り替えスイッチは二つ。単一ディレイ・ラインのきらきらとしたスタンダードなコーラス、3系統のディレイ・ラインを採用した深い3層コーラス、ヴィブラートの三種類の音色を切り替えるスイッチと動作を切り替えるスイッチ(通常のもの、入力される音量によってかかり具合が変わるEnv、バイパススイッチを押している間にだけエフェクトがかかるRamp)があります。

 各コントロールの効きはそこまで極端な変化を得られるわけではありませんが、変化はしっかりと感じられるレベルなので、使い方は案外簡単だと思います。

 もちろんステレオ入出力端子も装備。Favoriteスイッチではお気に入りの設定をアサインすることができます。

 実際に使ってみた
 すでに半年以上使っていますが、全く不満が出ないほどには素晴らしい音だと思います。Strymon全般に言えますが、とにかく透明感がすごい。とにかく透き通っていて、爽やかで明るいというのはどの設定にしても変わりません。

 音色はやはりアナログというよりデジタル系。まさにラックエフェクターの音です。しかし冷たすぎるということはなく、暖かみがありながら曇りのないサウンドも作ることができるので、もっぱらバリエーションに困るということはないと思います。

 個人的には日本の往年のフュージョンにとても合うなあと思いました。CasiopeaとかT-SQUAREとかですね。歪みと合わせた時のかかり方も非常にスムーズで、使いやすいです。

 multiに設定した際の奥行きのあるコーラスがとても好きですね。かなり深くかかっているように聞こえるのですが、抜けもよいです。mixノブの効果もあり、芯を残したままの音作りができます。envモードもなかなか。ピッキングやボリュームへの反応が良い歪みと合わせればハイゲインなリードサウンドから一気にコーラスをかけたクリーン、クランチアルペジオに持ってくこともおできます。正直私はそれほどの実力は持ち合わせておりませんが、、、

 当然ですが音痩せは皆無。本当にありません。オンオフによるノイズ、音量変化なども全く問題ありません。普通に思えるかもしれませんが、低価格帯のものだとこの点に問題を抱えているものが多いです。アコギにかけても、ベースにかけても、キーボードにかけても最高にかっこよくなるのはさすがだなと思います。

 注意点を上げるとすればかなりきつめのえぐいかけ方には向いていないかも。フランジャーとしての利用は少し厳しそうです。あとダーク・ダーティな音を歪みと組み合わせて作るのはうーんといった感じ。

他機種との比較
 おそらくこれぐらいの価格帯で最もライバルとなるのはAnalogmanのコーラスでしょう。

 こちらもかなり前から人気を集めていますね。実際に使用しているアーティストも多数います。こっちもめちゃくちゃ良い音。Olaとの違いを上げるとすれば、こちらはよりアナログ風。ロックサウンドにはぴったしですね。透明感は劣りますが、よりナチュラルで自然にバンドになじむ点が強みかな??と思います。Olaのほうがモダンということもできるかもしれません。

 価格は下がりますが、BOSSのCE-2やCE-2Wもコーラスでは定番ですね。

 ザ・オールマイティといった感じでしょうか。特にこだわりがないのであればこれで間違いないです。一番皆さんが聴き慣れている音はこれかも。個性はあまりないですかね。


私でしたらArionのMOD品のほうがBOSSより好きですかね。通常品で問題になるオンオフ時の音量変化が改善されています。より聴き手にスーーーっと溶け込む音がします。なんならAnalogmanより好き説あります。。これは本当にお勧め。えっぐい音を作りたいならこれ一択でしょう。

 結論として透明感・ハイクオリティラックサウンド・フュージョンに合うコーラスならOla、暖かみ・ロックサウンドならAnalogman、迷ったならCE-2、コスパ第一ならArionのMOD、といった風に私は感じました!!あくまで個人の感想ですが。皆さんもいろいろ手にして、試しちゃってください。ちなみにAnalogmanはめちゃくちゃレアなのでなかなかお目にかかれないかもしれません。。。では。Twitterもよろしくお願いします。


posted by ミウラ at 02:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 機材レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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