2017年06月14日

Ovaltone Q.O.O レビュー 最高の歪みエフェクタ―(断言)

 皆さんこんにちは。記事投稿があまりできていませんが、つい最近すんごいものを衝動買いしてしまいました。SNSでも今年ずっと話題になっている国産・ハンドメイド・ディストーションエフェクターがこれだァ!!
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 Ovaltone(オーバルトーン)のQ.O.Oというエフェクターです。テンションが少しおかしいのは許してください。これはもう、断言します、モダンな歪みを求めている方は絶対試すべきと。早速レビューしていきましょう!

Ovaltoneについて
 まずはOvaltoneというメーカーについて。神奈川県に拠点を構える国産ハンドメイド・エフェクターメーカーです。比較的新しいメーカーさんですが、今までにも数多くの素晴らしいエフェクターを作り出しています。OD-FIVE 2 Xtremeなんかはすでにプレミアがついて8~9万円で取引されるようになっています(お願いです再販してください)。

 元々それほど知名度はなかったと思いますが、有形ランペイジの佐々木秀尚さんなどの使用、またSNSでの口コミを通し、いま日本で最もアツいエフェクターメーカーと断言しても過言ではないほどの波に乗っているように感じます。

 ラインアップは歪みがメインになっています。Fountainや34−Xtremeなどなど、他にも素晴らしいエフェクターがありますが

その中の一つがこちらのQ.O.Oになります。

見た目とコントロール
 まず見た目。トップは爽やかな青で仕上げられています。ケースにプリントシールを張ったり、直接塗装したりといったものではなく、薄い金属のプレートにシールを張り付け、それをさらにケースの上に張り付けているように見えます。個人的には案外高級感があるように感じられて良いと思います。生産効率も上がりそうですね。その他の面は無塗装です(恐らくHammondの大きめのアルミダイキャストケースを使っているのではないかと思います)。欠点を上げるとすれば私の個体では少しトップ面の板が湾曲して1o程度浮いていることぐらいですかね。。。

 入出力・電源端子のほかには端子はありません。ノブはボリューム、トーン、ゲイン、ミドルの四つ。それぞれ少し独特な効き方をするように感じます(後述)。

音・使用感


 さて、こちらのQ.O.O、公式サイトではこのような説明がされています。

「Q.O.O. Blue Edition はハイゲインアンプの様なサウンドを基調にしながら、弾いた時の手応えとしてはもっと繊細です。

その特徴を言葉で言い現わすのは非常に難しく、サブネームの”unreal amp head type overdrive”(架空のアンプヘッドタイプのオーバードライブ)にはそうした新鮮で挑戦的なペダルであるという意味が込められています。

音色的にはOD-FIVE 2 Xtreme、KS-1からの流れを踏襲しながら、演奏性の面では音が歪み切る手前の領域に余裕を持たせる事で、ハードなだけでなく弱い表現や柔らかい表現も可能になり、より音楽的な演奏が可能となりました。

操作面ではTONE,MIDDLEという2つのつまみが互いに連携し様々な音色のバリエーションを作ることができます。」

 基本的な音色はモダンディストーションです。しかしそんな表現では子のエフェクターを語ることはできないように思います。。私自身もまだ使いこなせていませんが、できる限り頑張って書いていきたいと思います。

 一つ目の特徴、ゲインを最大にしてもニュアンスがかなり出ます。普通は歪ませれば歪ませるほど強弱は出なくなるものですが、こいつに関しては全く当てはまりません。宣伝文句通り。リードプレイの幅が広がりまくり。

 ただゲインは半分ぐらいにした時がノイズも少ないし、よりクリアクリアに聞こえるので最近は12時~13時で使ってます。

 二つ目、音がとてもクリア。各弦の分離感が素晴らしく、バッキングでもコードストローク、ブリッジミュートなどの際、プレーン弦はすっきりと、巻弦の質感もしっかり出せます。
 
 そして、ギター本体側の操作でかなり幅広く音作りができます。ゲイン最大の時もボリュームを絞ればクリーンに近いところまで持ってけます。個人的にはハーフトーンでボリューム7割にした時の音が好きです。なかなかハーフトーンを活かせるディストーションってないんですよね。。

 Q.O.O側のトーン、ミドルに関しては次のような説明が。
■ TONE ■
高域の量を調節します。バランサータイプとなっており、左に絞ると低域が出てきます。MIDDLEつまみとのコンビネーションで音を調整してみて下さい。

■ MIDDLE ■
中高域の量を調節します。TONEつまみのバランサーの低域側のローパスフィルタを動かしており、絞ると低域側の高域が削られていきます。
TONEつまみとのコンビネーションで音を調整してみて下さい。

 結構この操作が難しい。。双方が影響しあうので。音色はそれほど変わらないものの、抜けや迫力を調整したいときに役に立ちそう。自分は今のところミドルはかなり上げ目で使ってます。説明を見てもミドル全開がデフォルトみたいな感じなんでしょうかね。

 とにかくコンプレッション感と呼ばれるものが薄いので、とにかく勢い!!熱量!!音圧!!歪み!!といった方には全くお勧めできません。ディストーションの中ではゲインも低めの部類に入ると思います。また音色もあくまでモダンなので、一般的なポップスやロックにはどうなんだろう、、とも思います。それでしたらFountainや34−Xtremeのほうがナチュラルにバンドに溶け込めさせられるのかな??

あとは設定によってはノイズがかなり目立つことも注意ですかね。結局歪み量で勝負するエフェクターではないということでしょう。

 ハイゲインなのに手元にめちゃくちゃ反応するというのがなんとも不思議。フュージョンだったりジェントだったり、インストの楽曲で私は使いたい音色だなあと思います。ギターソロ専用にしてもいいのかも。。。でもボリューム絞ったときの音を使わないのはもったいない。。。

 とこんな感じでまだまだその実力を把握しきれていないのがバレバレ、、、これからもしばらく使っていこうと思います。


posted by ミウラ at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 機材レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月27日

Strymon DIG レビュー!!デュアルデジタルディレイエフェクター??付点ならお任せあれ。

 皆さんこんにちは。なんやかんやで今年も五月が終わってしまうとか。。。今月はあまり記事が書けず申し訳ありません。

 さて、私は今日フュージョンのコピバンでのライブがありまして。。。前半は良かったんですが後半集中力が持たず、ミスが続いてしまったのが悔やまれるところです。練習あるのみ!!ということを再確認いたしました。

 今回は大好物Strymonのディレイエフェクター、DIGのレビューをしていきたいと思います!!


DIGってどんなエフェクター?
 詳しいことは公式サイトのほうに記載されていますので、ここでは簡単に。

 基本的な音色は80年代に登場したラック型のデジタルディレイ(三種類内蔵)とされています。さらにStrymonオリジナルのモダンディレイが二つ目のディレイとして内蔵されており、そちらとのミックス量を調整することで通常のディレイとしての使用から通常ではディレイを二台掛け合わせなければ作り出すことのできないようなサウンドまで簡単に作れる、という点が強み。この二つは独立させて使用することも、互いのディレイ音に呼応するようにすることもできます。

 調整のためのノブが複数あり、これでディレイタイプの選択、モジュレーション(ディレイ音を揺らすことができます)の切り替え、一つ目・二つ目のディレイの調整、二つのディレイの接続方法変更、高域シェルビング・フィルターの周波数を調整、ステレオ・イメージのコントロール、エフェクト音量のブースト・カット、トゥルー・バイパスと高音質アナログ・バッファード・バイパスの切り替え、、、、、、、、、書いていたら正直きりがないです。他にもまだまだ調整可能。手の届かないところはないです。

実際に手にしてみて
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 まずは見た目。いいですね。アルミ筐体に派手すぎないピンクカラー。エフェクターボードのとってもいいアクセントになります。女性受けもいいかもしれません。。。サイズは通常のStrymonのコンパクトペダルと変わりません。

 使ってみて思ったことはとにかくクリア、クリア。音痩せは皆無でものすごい透明感をもったディレイ音が得られます。El Capistanとは全く違いますね。。。付点ディレイも簡単に作れますし、ルカサーやU2ファンの方には猛烈にお勧めしたいですね。アナログさを求める方には全くお勧めできませんが、クリアさ、音抜けを重視する方には最高の音色だと思います。人工感のある音色ではありますが、とても耳あたりが良いところも高評価。

 ただ、二つほど思ったことが。まずつまみが軽すぎてディレイタイムがいつの間にかずれてしまっていることが数回ありました。ライブで一度これが起きてしまい、かなり苦しめられたことがあります。。正確さを求めるならディスプレイ付きで単体でパッチ保存できるもののほうが自分にとってはいいなと思いました。また、普通のディレイが欲しい、ついでだし二個内蔵されているDIGにするか、というのも少し微妙かもしれません。それなら普通にTIMELINE買ったほうが後々楽です。

 以上レビューでした。あまり知名度はないみたいですが、ディレイにとことんこだわる方は是非お試しあれ。


 

 

posted by ミウラ at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 機材レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月11日

Rawkworks Light Overdrive V2 レビュー!!ケンタウルス系エフェクターの決定版!!

皆さんこんにちは!!!!ここ最近非常に多忙な状況が続いていまして、記事の執筆がしばらくできておらず、申し訳ありません。今日は久しぶりの投稿です!

今回レビューするのはこちら!!
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Rawkworks(ロークワークス)というアメリカのハンドメイドエフェクターメーカーが販売しているLight Overdrive V2というモデルです。あの伝説的エフェクター、Klon Centaurをさらに発展させたケンタウルス系エフェクターと呼ばれる部類のエフェクターです。以下代理店公式サイトより引用です。

伝説の名機Klon Centaurの回路をM・スキナー独自の解釈で発展させたブースター/オーバードライブ、ライト・オーバードライブ(The LIGHT Overdrive)が、さらに実用性とサウンドクオリティを高めたVer.2へと進化しました。全てのドライブレベルにおいてピュアで透明感に溢れ、太く力強く原音を増幅しながらも各弦の分離が極めて明確なサウンドはそのままに、イコライザーを“Treble”と“Bass”に2チャンネル化。さらに細やかなトーンコントロールを可能にしました。また、Ver.1では基板上に搭載されていた、クリッピング・スイッチを上面パネルに移設、手軽に多彩なサウンドバリエーションを得られるようになりました。トゥルーバイパス・フットスイッチは電子リレー方式によりノイズレス化。外部のみならず内蔵回路を構成する電子部品も、オーディオクオリティアップのために見直しが図られています。街の灯りをイメージしたLEDのイルミネーションも、ステージ上でひときわ明るく個性を発揮するでしょう。最上級のギターとアンプの性能を120%引き出し、ギタリストの表現力をイメージのその先まで拡張するLIGHT Overdrive V2、まさにbeyond the Centaurと呼ぶにふさわしい1台として再登場です。

※主なスペック
・オーディオグレードのニチコン製ボックス&フィルムキャパシターや、誤差1%以下のXicon製金属皮膜抵抗、ソケット装着のICをはじめとする、高信頼性かつ音響特性に優れたパーツを使用。
・プリント基板の穴あけからポットやジャックの配線まで、全ての工程を製作者が責任を持ってハンドメイド。
・ミニトグルスイッチにより2種類のクリッパーダイオードを切り替え可能。
・動作の確実さには定評のあるカーリング製フットスイッチによる、電子リレー方式のノイズレス・トゥルーバイパス仕様。(バッファーは入っておりません)
・一般的な9VDCアダプターによる電源供給。(乾電池は使用できません)
・塗装は高耐久性のパウダーコートフィニッシュ、パワーがOnになると窓の灯りをイメージしたイルミネーションが点灯。

実際に使用してみた

まず素晴らしいのはこの見た目。エフェクトのオンオフに関わらず電源に接続すると建物の窓が青く光ります。白のパウダー塗装は優しく透き通った色味をしており、ハンドペイントの可愛らしい絵柄と相まってオンリーワンの可愛らしさに繋がっています。事実ボードに入れているだけでバンド仲間や知り合いからのリアクションはとても良いですね。

本体サイズはmxrで使用されているような一般的なエフェクターより横幅、縦幅共に少し大きく、高さがかなりあります。それでも本家ケンタウルスよりサイズは取りません。

コントロールはゲイン・ボリューム・トレブル・ベースの4つ。Light Overdriveと名付けられていますが、本家ケンタウルスと同じレベルには歪ませることができます。出力の弱いギターと合わさる際には手前にブースターを別に置くなどして(私はEPboosterを置いています)使うと良いかもしれません。トレブル・ベース共にそれほど極端な帯域が動くという事はなく、最大にしても耳に痛い・ベースの帯域を殺すと言った事はありません。あくまで常識的な範囲でトーンが変化していきます。ゲインを下げればクリーンブースターとしても使用できます。

音はまさにケンタウルスといった感じ。あの独特で素晴らしい音色。これはYouTube等で音源を聴いて頂いた方が伝わりやすいと思います。ザラザラとした高音、しかし荒っぽさはなく、とてもきめ細かく心地よいオーバードライブサウンド。単体で歪みとして使用してもよし、アンプをプッシュするブースターでも、他の歪みと組み合わせても良いですね。どの使用方法でもかなりこの独特な音色が残るので好みでない人には少し厳しいかもしれません。私はシングルコイルと合わせて使った時の爽やかさがとっても好きです。

クリッピングダイオードの切り替えも楽しいです。左にするとシリコン(少しハイが暴れる事がありますがとても使いやすいロックでスタンダードな音)右はゲルマニウム(少し落ち着いた立体感のある音)といった感じ。あと一歩といった音作りを助けてくれます。

そして音作りの際はイコライザがかなり役に立ちます。ケンタウルス系と銘打って販売されているエフェクターの中には音がモコモコしたり、低音がごっそり抜け落ちてしまうものがあり、かなり使いにくいといった印象を受けるものも多い中、これは状況に応じてノブを少し回すだけで簡単に調整することができます。実際に使ってみて非常に役に立つことが多いですね。

以前私が試奏したことのあるBondi EffectsのSick Asはクリーン回路とミックスをする事でこれを解決しています、こちらも見た目は素晴らしいですね。Light Overdriveより現代的で透明感がある感じです。同じようにイコライジング機能が充実しており、使い勝手はかなり良いです。本体サイズは少し大きいですが(ボードに入らず諦めました…)、最近価格改定で手に入れやすくなったので、おすすめです。

以上Rawkworks Light Overdrive V2のレビューでした。かなり手に入れにくいレアなものになりますが、たまに中古が出たりするのでぜひ皆さんもゲットしてみてください。では。

posted by ミウラ at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 機材レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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