2018年02月19日

Sterling by Musicman JP70 レビュー!侮るなかれ、おすすめ7弦ギター!

 皆さんこんにちは。今日は私が一番最近買ったギターのレビューです。
JP70.jpg
 Sterling by MusicmanのJP70です。ジョンペトルーシ大先生のシグネチャーモデルとして大人気を集めているMusicmanのJPシリーズ。廉価版ブランドであるSterlingでも販売されているんですね〜現在(2018年2月)JP60,70,100,150,157などいろいろ出ていますが、私が買ったのは最も安い7弦モデルJP70。

 各機種のスペックをなんとなく並べてみると、、
JP60 バスウッドボディ、メイプルネック、ローズウッド指板 オリジナルピックアップ

JP70 上記の7弦バージョン

JP100 マホガニーバックにハワイアンコアトップ、メイプルネック、ローズウッド指板、Dimarzioピックアップ

JP150 マホガニーバックにメイプルトップ、メイプルネック、メイプル指板、オリジナルピックアップ

JP157 上記のローステッドメイプルネック(加熱処理をして耐久性とか響きをよくする効果があるらしい)、7弦Ver.

 て感じ。JP100だけスペックに力入りすぎでは?ちなみに全部メイドインインドネシア。

 おそらくギタリストの中で意見が分かれるものとしてバスウッドボディはどうなのか。。。というのがあります。メイプルと組み合わせるとかなりいいらしいですが。私の場合Ibanezの件もありましたし、Musicmanの名を廉価版とはいえ背負っているし、いい音するだろうということで購入。The Enemy Insideをコピーしたかったのです。

 実際に使ってみて
 廉価版とはいえ8万円ぐらいはするこのモデル。ただ相応の価値はあるな、というのが感想です。

 まずは見た目から。私が買ったのはパールメタリックのレッド。これはかなりかっこいい仕上げです。丁寧にできています。指紋が目立つのは仕方がないかなと言ったところ。インレイやヘッドもきれいです。

 肝心なのは使い勝手ですね。ペグはロックペグ、ブリッジはオリジナルのシンクロナイズドですが、アームの可変幅はフロイドローズ並みです。ですがチューニングの安定性がすごい。ここは感動しました。しっかり調整してあればロック式トレモロはいらないと思わせます。

 コントロールはボリューム、トーン、3Way切り替えスイッチ。特に不満なし。

 オリジナルピックアップは思ったより、というか結構いいです。Dimarzioに全力で寄せた音がします。リードプレイにはばっちし。かなり高出力です。低音の解像度はさすがに甘く感じたのでこの点に不満を持たれる方はいると思います。

 そして最後にネック。Musicmanのギター、ベースでは毎回言われているようにネックが弱いという特徴がやっぱりありました。7弦だと張力も大きいため、張り立てだと反りはどうしても大きく出てしまいますね。落ち着くまでしばらく我慢が必要かな、と思いました。

 しかし弾きにくすぎ!というほどではないです。セッティングをしっかり追い込みたい方はナットの調整も込みで考える必要あり。というレベル。どうしても24フレット構成のためハイフレットでの音詰まりが単純にサドル調整をしただけだと起こりやすいので、トラスロッド調整も場合によっては必要か。ただあんまり触るべきではないと思います。

 フレットの仕上げは丁寧。ローズウッドはかなり質のいいもののように見えます。指板のRも平らすぎることもなく、持った感触は本家譲りです。友人のMusicman(USA)と比較してみましたが、多少ファットに仕上げられています。ハイフレットの弾きやすさはトップクラス。

 スケール(25.5インチ)とヘッド角度のため、テンションは7弦にしては緩めですね。弾きやすいですが太めの弦を張りたくなる人もいると思います。

 後本体が結構重い、、、、これも人によってはしんどいかも。

 こんな感じです。悪いところもしっかり書きましたが、私はかなり気に入ってずっと使っています。セッティングをしっかりとすれば、本家を買わなくても満足できるポテンシャルは十分あるように感じました。初めての7弦ギターをどれにしようか迷っている方、お試しあれ。

posted by ミウラ at 17:09| Comment(0) | 機材レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月18日

Ibanez Tube Screamer mini レビュー!コンパクトTSの決定版。

 皆さんこんにちは。ここしばらく投稿が滞っており、すみません。。。今日は久しぶりのレビュー記事です。

 最近買ってこりゃ良い!!となっているエフェクターがこちら。

 IbanezのTube Screamer MINIです。TS-9とTS-808を販売しているアイバニーズが出すコンパクトサイズのチューブスクリーマー。

 チューブスクリーマー(TS)は真空管アンプや歪みエフェクターのブースターとして非常に高い支持を得ているエフェクター界のキングともいえる存在です。

 オンにすると低音がごっそりと削られ、ミドルが追加されるので、単体だとこもって抜けが悪い音に感じる方も多いと言われているようですね。。。しかしこの特性により、バンドで使用した時などには不必要な帯域がなくなることで抜けが良くなるように聴こえるという強みがあります。

 特にシングルコイルのギターと相性が良いとされ、ハムバッカーのギターだと避けられる傾向がありました。SRVやジョンメイヤーの影響で特にストラトユーザーが多く使っている印象。しかし最近はdjent(ジェント)などではむしろ必須アイテムになりつつあります(後述)。

 さて、今回紹介するTS MINI。緑色の筐体に3つのノブ。真ん中の一番大きいノブがゲインになっている以外は非常にオーソドックスな構成になっています。

 そしてトゥルーバイパス。サイズはmooerなどのミニペダルと同じです。良く詰め込んだな。電池は使うことができませんが仕方なし。

 音ですが、これが非常にいいんです。通常サイズのものと比較しても劣っているところはありません。王道TSサウンド。各ノブの効きも問題なし。単体での歪み量はそれほど高くないところも本元通り。トーンはがっつり効きます。

 最初はTS9の音を想像していたのですが、なんか違うなあと思っていたら開発の元ネタにされたのはTS808だそうです。

 フルサイズ版のTSと比較するといくつか違うところがあります。TS9がかなり極端にミドル偏重であるのに対し、MINI版では少し抑えられているのと同時に中高域の部分がしっかり出るので、より明るく爽やかなテイストになっています。またノイズもかなり減っており、もちろんジーっという特有の音は入りますが、かなり扱いやすくなったのではないかなと思います。

 総じて使い勝手、音の面で少しモダンになったTSという印象を受けました。極端に古臭いTSサウンドではないので、そこはご注意。

 ハムバッカーとの相性もいいですね。ミドルのブースト具合がちょうどいいので、音の濁りを感じることもないです。Peripheryのようにハードな音楽にもしっかりと使えそうですね。

 注意点としては少しモダンな音ということ、電池使用不可というところですね。正直このお値段(6~7千円前後)でこのクオリティ。大半のTS系ペダルに引導を渡す製品といえそうです。
posted by ミウラ at 14:08| Comment(0) | 機材レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月07日

Bondi Effects Sick as Overdrive レビュー!ケンタウルス×トランスペアレントの最強ペダル。

 皆さんこんにちは。そして明けましておめでとうございます。夏にかけて忙しい時期が続くので、頻繁な更新は難しいかもしれませんが、できるだけ更新していきたいと思います。よろしくお願いします。

 と、なんか堅苦しい感じで始まりましたが、最近ずっっっと欲しかったエフェクターを手に入れまして。Bondi Effectsのsick as overdrive mk2というやつです。早速レビューしていきたいと思います。


 始めに言います、ケンタウルス系やトランスペアレント系のオーバードライブを探している方、買いです。

 Sick asについて。
 Bondi Effectsというメーカーが作るオーバードライブです。オーストラリアに本拠地を置いて生産しているらしいですが、代理店のサイトにはカリフォルニアと書いてあったり。一体どっちなんだか。もちろんオールハンドメイド生産。

 現在のラインアップは生産完了したDelMarを除いて3機種あります。これは内部昇圧され、クリッピングの切り替えなどがついていることからもあの伝説のエフェクター、ケンタウルスを彷彿とさせるモデルです。

 プロでも使用している方が最近は増えてきました。田渕ひさ子やMateus Asatoがボードに入れていますね。

 ソニックブルーの筐体とノブ、ロゴに至るまで可愛さが爆発しています。国内で手に入るエフェクターの中でもトップクラスにかわいい。個人的にここ重要です。

 実際に使ってみた
 さて、数ヶ月間使用したので感想を書いていきたいと思います。

 まず思ったのは非常に汎用性が高いと言うこと。クリーンブースター、ゲインブースター、オーバードライブ、どの使い方でも相当いい音を出してくれます。

 コントロールはゲイン、ボリューム、ベースとトレブルの2バンドEQ。クリッピングの切り替えスイッチとなっています。

 ボリュームはかなり上げることができます。ブースターとして使うときは非常にいいですね。

 ゲインは0にすると完全なクリーンになります。上げていくと徐々に歪みが混ざるようになっています。これがクリーンブースターとして使える。強い。またこの歪みを混ぜていく仕組みのおかげでゲインをかなり上げても芯が残った音を出すことができます。

 マックスにするとかなり歪みますね。出力低めのシングルコイルだと足りないかもしれませんが、普通のものでしたら単体でソロを弾くのに支障ないレベルです。ギター側のボリュームにも忠実に反応するので、クリーンにも余裕で持ってけます。

 EQの効きはそこまで極端ではないですが、非常に使い勝手がよいです。田渕ひさ子さんはケンタ系のものはボリュームを低めで使うとローが削れてしまうので助かると話していましたが、僕も全く同じ意見です。

 音の傾向はやっぱりケンタウルス。ゴロゴロとした独特なミドルが特徴的です。非常にかっこいい音がします。ゲインを高めにして音を伸ばすといいですね。。。本家と比較するとモダンとはいえ、それでもどこか懐かしい古くささを持ったエフェクターだと思います。

 クリッピングの切り替えスイッチで音が結構変わるのも使えるポイント。上にすると倍音多め、ゲイン高め。下にすると音量大きめ、透明感のある音になります。両方とも使えるんですよね。。。

 下にしたときの音はトランスペアレント系といってもいいんじゃないですかね。ギター本体の音の傾向を全く変えずにドライブできます。TimmyやJan Rayなどと比較している動画もありますし、僕も弾き比べましたが、かなり似ているのでは?と感じました。なんならSick Asの方が見た目でも使い勝手でも上回っているように感じます。

 Sick Asをほかのペダルでブーストしても面白いですね。ケンタウルスの回路はわりかしディストーション寄りと言われるように、ブーストすると普通のオーバードライブのようにファズっぽくならず、かなりがっつり歪みます。

 悪い点を上げると人によっては器用貧乏に思えてしまうと言うところでしょうか。個人的にはモダンなケンタウルスといった感じでしたが、飛び抜けた個性が欲しい、といった方には確かに不向きかもしれません。

 結論、複数台欲しくなってしまうエフェクターですね。ボードにこいつ3台とか、十分ありなんじゃないでしょうか。とにかく、このエフェクターは絶対に試して欲しいです。ようやくオーバードライブが固定されそうです。

 
posted by ミウラ at 00:11| Comment(0) | 機材レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする