2017年07月30日

名機BD-2を使ってみたら気づいたこと(レビュー)

 皆さんこんにちは。ミウラです。近頃死んだんじゃないかってぐらい記事更新できてなかった。。。お久しぶりです。個人的に試験やらイベントやらで余裕が皆無でした。毎日更新続けてる人ってどうなってんだ。すげえや。

 てことで今日はBOSSのオーバードライブと言えばこいつ、BD-2のレビューです。


なぜ今更レビュー?
 今までさんざん高級ペダルばっかレビューしてたのにどうした。と思った人もいると思います。理由としては少し音作りに迷走する場面が最近ちょくちょくありまして。歪みエフェクターって無限にありますよね。その中で今一度初心者からプロの方まで幅広い人を虜にしている安めのエフェクターを手にしてみようと思ったわけです。僕はギターを始めた時はマルチ、コンパクトに移ったのは結構時が経ってからだったので、実はこの価格帯(1万円程度)のエフェクターを使ったことが少ないんです。

 で、今回なぜブルースドライバーなのか。

 それは邦ロックで使われるジャキジャキとした攻撃的な音が欲しかったからです。

見た目等
 定番のルックス。青のボディに黄色の字体。非常に日本ぽさが表れているように感じます。ブティックペダルの様に高級感のあるものではないですが、非常にかっこいい。実際にボードに組み込むと存在感があります。あと裸足で踏んでも痛くない所も良いこんなの思ってんの自分だけかと思いますが。

 コントロールはゲイン、レベル、トーンの3つ。シンプルイズザベスト。


 値段は非常にお手頃ですし、スルーしてしまっている方も多いのではないかと思います。ですがぜひ今一度立ち返ってもらいたいと思わせる個性があります。

 欠点から書けば、高音は変異ざらつき、耳障りに思えることがありますし、ノイズも少なくありません。低音も少し削れてしまいます。音の幅も狭いです。どうやってもブルースドライバーの音です。

 このエフェクターのいいところはとにかくバンドサウンドに合う、ということ。ギターのおいしいところを出してくれます。高音のちょっとした暴れ、抜け、低音の削れ具合が全体で合わせた時にとにかくなじむんですよね。それもカッコよく。ジャキジャキしたリフにはこれしかないです。実際にこれ使ってレコーディングとかしてる方は多いと思います。あっ、これはブルースドライバーぽい、という音ちょくちょくありますし。

 フロントシングルと合わせた時が僕は一番好きですね。リアのシングルと合わせると少し耳に痛く感じるときもありますが、そこは弾き手側で何とかするしかない。

 最近の高級ペダルに全く負けないぐらいに、ボリューム、ピッキングに敏感に反応します。すごい。こんなに昔から今風に言えば「アンプライク」なものがあったんだなと思いました。ギターによっては単体でリードまで使うのは厳しいこともあるとは思いますが、それでもディストーション一歩手前まではいけます。ハムのギターならかなりゴリゴリに行けますね。

 ただ歪ませすぎるとペラペラになると感じる方もいます。クランチぐらいが一番おいしいポイントかも。

 こんな感じでしょうか。これ10000円ですからね。正直なところ、3万、5万するエフェクターに全く負けない魅力を持っていると思います。というか、ものによってはそれ以上かもしれない。また後日書きますが、結局最後に手元に残るのは万能選手ではなくて、変わり者なんですよね。少なくとも、一度は試してもらいたいと思います。少し雑味が気になる、より幅広いゲイン幅で使える音を、もう少し太くて滑らかなほうが、、、という方には技クラフトの方を推します。僕は暴れ馬な通常バージョンを選びましたが。では。


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2017年06月27日

Strymon Ola Chorus レビュー! コーラスのおすすめ機種比較・紹介も。


 皆さんこんにちは、ミウラです。三日ほど前にめちゃくちゃ飲んでから胃とか肝臓のあたりがずっと痛む、、、、病院行って血液検査、脂っこいもの禁止と言われました。自業自得なんですけどラーメン食べれないってだけでもう生きてる価値なんてないよとなってます。ああ。。。。

 さて、今回はStrymonのOla Chorusのレビューをしたいと思います。コーラスエフェクタ―って皆さん持ってるものなんですかね?JCの内臓エフェクトとかめちゃくちゃクオリティ高いですしあまり必要性を感じない人が多いのかな。。ですが個人的にとても気に入ってるものなので、書いていきます!後半では他機種との比較もしていこうかと。


見た目とコントロール
 外観は通常のStrymonペダルと同じ筐体が使われているので、それほどインパクトはないか。ブルーの塗装が爽やかでかっこいいです。スイッチがいっぱいありますので少しとっつきにくく感じるかも?それでも後述しますがStrymonの他のエフェクターと比較すると操作は結構簡単な方かな?とも思います。

 コントロールノブは5つ。揺れ具合を調節するSPEED、深さを調整するDEPTH、原音とエフェクト音のミックス量を調整するMIX、Rampモード、Envモードで使用するノブ、そして高域を調整するTONEノブといった構成。

 切り替えスイッチは二つ。単一ディレイ・ラインのきらきらとしたスタンダードなコーラス、3系統のディレイ・ラインを採用した深い3層コーラス、ヴィブラートの三種類の音色を切り替えるスイッチと動作を切り替えるスイッチ(通常のもの、入力される音量によってかかり具合が変わるEnv、バイパススイッチを押している間にだけエフェクトがかかるRamp)があります。

 各コントロールの効きはそこまで極端な変化を得られるわけではありませんが、変化はしっかりと感じられるレベルなので、使い方は案外簡単だと思います。

 もちろんステレオ入出力端子も装備。Favoriteスイッチではお気に入りの設定をアサインすることができます。

 実際に使ってみた
 すでに半年以上使っていますが、全く不満が出ないほどには素晴らしい音だと思います。Strymon全般に言えますが、とにかく透明感がすごい。とにかく透き通っていて、爽やかで明るいというのはどの設定にしても変わりません。

 音色はやはりアナログというよりデジタル系。まさにラックエフェクターの音です。しかし冷たすぎるということはなく、暖かみがありながら曇りのないサウンドも作ることができるので、もっぱらバリエーションに困るということはないと思います。

 個人的には日本の往年のフュージョンにとても合うなあと思いました。CasiopeaとかT-SQUAREとかですね。歪みと合わせた時のかかり方も非常にスムーズで、使いやすいです。

 multiに設定した際の奥行きのあるコーラスがとても好きですね。かなり深くかかっているように聞こえるのですが、抜けもよいです。mixノブの効果もあり、芯を残したままの音作りができます。envモードもなかなか。ピッキングやボリュームへの反応が良い歪みと合わせればハイゲインなリードサウンドから一気にコーラスをかけたクリーン、クランチアルペジオに持ってくこともおできます。正直私はそれほどの実力は持ち合わせておりませんが、、、

 当然ですが音痩せは皆無。本当にありません。オンオフによるノイズ、音量変化なども全く問題ありません。普通に思えるかもしれませんが、低価格帯のものだとこの点に問題を抱えているものが多いです。アコギにかけても、ベースにかけても、キーボードにかけても最高にかっこよくなるのはさすがだなと思います。

 注意点を上げるとすればかなりきつめのえぐいかけ方には向いていないかも。フランジャーとしての利用は少し厳しそうです。あとダーク・ダーティな音を歪みと組み合わせて作るのはうーんといった感じ。

他機種との比較
 おそらくこれぐらいの価格帯で最もライバルとなるのはAnalogmanのコーラスでしょう。

 こちらもかなり前から人気を集めていますね。実際に使用しているアーティストも多数います。こっちもめちゃくちゃ良い音。Olaとの違いを上げるとすれば、こちらはよりアナログ風。ロックサウンドにはぴったしですね。透明感は劣りますが、よりナチュラルで自然にバンドになじむ点が強みかな??と思います。Olaのほうがモダンということもできるかもしれません。

 価格は下がりますが、BOSSのCE-2やCE-2Wもコーラスでは定番ですね。

 ザ・オールマイティといった感じでしょうか。特にこだわりがないのであればこれで間違いないです。一番皆さんが聴き慣れている音はこれかも。個性はあまりないですかね。


私でしたらArionのMOD品のほうがBOSSより好きですかね。通常品で問題になるオンオフ時の音量変化が改善されています。より聴き手にスーーーっと溶け込む音がします。なんならAnalogmanより好き説あります。。これは本当にお勧め。えっぐい音を作りたいならこれ一択でしょう。

 結論として透明感・ハイクオリティラックサウンド・フュージョンに合うコーラスならOla、暖かみ・ロックサウンドならAnalogman、迷ったならCE-2、コスパ第一ならArionのMOD、といった風に私は感じました!!あくまで個人の感想ですが。皆さんもいろいろ手にして、試しちゃってください。ちなみにAnalogmanはめちゃくちゃレアなのでなかなかお目にかかれないかもしれません。。。では。Twitterもよろしくお願いします。


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2017年06月14日

Ovaltone Q.O.O レビュー 最高の歪みエフェクタ―(断言)

 皆さんこんにちは。記事投稿があまりできていませんが、つい最近すんごいものを衝動買いしてしまいました。SNSでも今年ずっと話題になっている国産・ハンドメイド・ディストーションエフェクターがこれだァ!!
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 Ovaltone(オーバルトーン)のQ.O.Oというエフェクターです。テンションが少しおかしいのは許してください。これはもう、断言します、モダンな歪みを求めている方は絶対試すべきと。早速レビューしていきましょう!

Ovaltoneについて
 まずはOvaltoneというメーカーについて。神奈川県に拠点を構える国産ハンドメイド・エフェクターメーカーです。比較的新しいメーカーさんですが、今までにも数多くの素晴らしいエフェクターを作り出しています。OD-FIVE 2 Xtremeなんかはすでにプレミアがついて8~9万円で取引されるようになっています(お願いです再販してください)。

 元々それほど知名度はなかったと思いますが、有形ランペイジの佐々木秀尚さんなどの使用、またSNSでの口コミを通し、いま日本で最もアツいエフェクターメーカーと断言しても過言ではないほどの波に乗っているように感じます。

 ラインアップは歪みがメインになっています。Fountainや34−Xtremeなどなど、他にも素晴らしいエフェクターがありますが

その中の一つがこちらのQ.O.Oになります。

見た目とコントロール
 まず見た目。トップは爽やかな青で仕上げられています。ケースにプリントシールを張ったり、直接塗装したりといったものではなく、薄い金属のプレートにシールを張り付け、それをさらにケースの上に張り付けているように見えます。個人的には案外高級感があるように感じられて良いと思います。生産効率も上がりそうですね。その他の面は無塗装です(恐らくHammondの大きめのアルミダイキャストケースを使っているのではないかと思います)。欠点を上げるとすれば私の個体では少しトップ面の板が湾曲して1o程度浮いていることぐらいですかね。。。

 入出力・電源端子のほかには端子はありません。ノブはボリューム、トーン、ゲイン、ミドルの四つ。それぞれ少し独特な効き方をするように感じます(後述)。

音・使用感


 さて、こちらのQ.O.O、公式サイトではこのような説明がされています。

「Q.O.O. Blue Edition はハイゲインアンプの様なサウンドを基調にしながら、弾いた時の手応えとしてはもっと繊細です。

その特徴を言葉で言い現わすのは非常に難しく、サブネームの”unreal amp head type overdrive”(架空のアンプヘッドタイプのオーバードライブ)にはそうした新鮮で挑戦的なペダルであるという意味が込められています。

音色的にはOD-FIVE 2 Xtreme、KS-1からの流れを踏襲しながら、演奏性の面では音が歪み切る手前の領域に余裕を持たせる事で、ハードなだけでなく弱い表現や柔らかい表現も可能になり、より音楽的な演奏が可能となりました。

操作面ではTONE,MIDDLEという2つのつまみが互いに連携し様々な音色のバリエーションを作ることができます。」

 基本的な音色はモダンディストーションです。しかしそんな表現では子のエフェクターを語ることはできないように思います。。私自身もまだ使いこなせていませんが、できる限り頑張って書いていきたいと思います。

 一つ目の特徴、ゲインを最大にしてもニュアンスがかなり出ます。普通は歪ませれば歪ませるほど強弱は出なくなるものですが、こいつに関しては全く当てはまりません。宣伝文句通り。リードプレイの幅が広がりまくり。

 ただゲインは半分ぐらいにした時がノイズも少ないし、よりクリアクリアに聞こえるので最近は12時~13時で使ってます。

 二つ目、音がとてもクリア。各弦の分離感が素晴らしく、バッキングでもコードストローク、ブリッジミュートなどの際、プレーン弦はすっきりと、巻弦の質感もしっかり出せます。
 
 そして、ギター本体側の操作でかなり幅広く音作りができます。ゲイン最大の時もボリュームを絞ればクリーンに近いところまで持ってけます。個人的にはハーフトーンでボリューム7割にした時の音が好きです。なかなかハーフトーンを活かせるディストーションってないんですよね。。

 Q.O.O側のトーン、ミドルに関しては次のような説明が。
■ TONE ■
高域の量を調節します。バランサータイプとなっており、左に絞ると低域が出てきます。MIDDLEつまみとのコンビネーションで音を調整してみて下さい。

■ MIDDLE ■
中高域の量を調節します。TONEつまみのバランサーの低域側のローパスフィルタを動かしており、絞ると低域側の高域が削られていきます。
TONEつまみとのコンビネーションで音を調整してみて下さい。

 結構この操作が難しい。。双方が影響しあうので。音色はそれほど変わらないものの、抜けや迫力を調整したいときに役に立ちそう。自分は今のところミドルはかなり上げ目で使ってます。説明を見てもミドル全開がデフォルトみたいな感じなんでしょうかね。

 とにかくコンプレッション感と呼ばれるものが薄いので、とにかく勢い!!熱量!!音圧!!歪み!!といった方には全くお勧めできません。ディストーションの中ではゲインも低めの部類に入ると思います。また音色もあくまでモダンなので、一般的なポップスやロックにはどうなんだろう、、とも思います。それでしたらFountainや34−Xtremeのほうがナチュラルにバンドに溶け込めさせられるのかな??

あとは設定によってはノイズがかなり目立つことも注意ですかね。結局歪み量で勝負するエフェクターではないということでしょう。

 ハイゲインなのに手元にめちゃくちゃ反応するというのがなんとも不思議。フュージョンだったりジェントだったり、インストの楽曲で私は使いたい音色だなあと思います。ギターソロ専用にしてもいいのかも。。。でもボリューム絞ったときの音を使わないのはもったいない。。。

 とこんな感じでまだまだその実力を把握しきれていないのがバレバレ、、、これからもしばらく使っていこうと思います。


posted by ミウラ at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 機材レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする